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【363号】

平成30年1月30日

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社 内 報

 12月の天候は、全国的に気温が低く、西日本ではかなり低かった。北・東日本の日本海側では降水量が多く、北日本や東日本の日本海側では大雪となる時期があった。日照時間は、北日本の日本海側と沖縄・奄美でかなり少ない一方、東日本の太平洋側で多かった。1月も気温は低く、大寒に入り、数十年来の寒波の到来で、全国的に寒さが厳しく、特に関東以北は極寒と大雪に見舞われた。気象庁では、最強の寒気に対し、低温注意予報を出している。

 気象庁が発表した2〜4月の3か月予報では、平均気温は、東・西日本と沖縄・奄美で平年並み亦は低い。降水量は、東・西日本の太平洋側と沖縄・奄美で平年並み亦は少ない。月別予報は次の通り。

 2月、北日本の日本海側では、平年に比べ曇りや雪の日が多く、東・西日本の日本海側では、曇りや雪亦は雨の日が多い。北・東・西日本の太平洋側では、平年に比べ晴れの日が多い。沖縄・奄美では、平年に比べ曇りや雨の日が多い。

 3月、北日本の日本海側では、平年と同様に曇りや雪亦は雨の日が多い。北・東・西日本の日本海側では、天気は数日の周期で変わるが、平年に比べ晴れの日が多い。沖縄・奄美では、平年に比べ曇りや雨の日が少ない。

 4月、北・東日本の日本海側では、天気は数日の周期で変わる。北・東日本の太平洋側と西日本も、天気は数日の周期でかわるが、平年と同様に晴れの日が多い。沖縄・奄美では、天気は数日の周期で変わるが、平年に比べ曇りや雨の日が少ない。

 

需要(市場)の動き

野菜の概況

12月の野菜の出回り量は、台風の後遺症や長雨の影響で、葉物の生育が回復せず、総体的には前年同月をやや下回った。特に、葉物類のレタス、キャベツ、ホウレンソウ等が品薄となり、年末にはレタス10sが¥10,000、キャベツ10sが¥4,000、ダイコン10sが¥3,000・ハクサイ15kgが¥3,500、ホウレンソウがs¥1,500など異常高値が出現した。

12月の建値市場の野菜の入荷は、市場毎に多少のバラツキがあった。平均単価はいずれの市場も前年比高であった。市場別の入荷と平均単価は、札幌市場の入荷は前年比101%、平均単価はs¥211前年比106%(前月比119%)。東京市場は前年比94%の入荷で、平均単価はKg¥314で前年比116%(前月比117%)。名古屋市場は前年比100%の入荷で、平均単価はs¥208前年比113%(前月比88%)。大阪本場は前年比97%の入荷で、平均単価はkg¥304前年比113%(前月比118%)。福岡市場は前年比92%の入荷で、平均単価はkg¥227前年比129%(前月比119%)となっている。

12月の玉葱の建値市場の販売量は、31,117トン前年比93%で、前年同月を下回った。市場別では札幌市場以外は前年を大きく下回った。札幌市場は転送需要が大きく伸びたことで前年比2割増となった。市場別の入荷量と平均価格は、札幌市場の入荷は前年比119%(前月比108%)で、平均単価はkg¥69前年比115%(前月比108%)。東京市場の入荷は前年比95%(前月比94%)、平均単価はkg¥93前年比125%(前月比113%)。名古屋市場の入荷は前年比91%(前月比116%)で、平均単価はkg¥82前年比122%(前月比111%)。大阪本場の入荷は前年比92%(前月比103%)で、平均単価はkg¥92前年比118%(前月比110%)。福岡市場の入荷は前年比69%(前月比73%)で、平均単価はkg¥104前年比134%(前月比99%)となっている。

日本農業新聞社の集計値では、全国主要7地区の代表荷受7社の、12月の主要野菜14品目の販売量は、89,901トン前年比93%(前月比96%)、平均単価はkg¥179前年比117%(前月比160%)となっている。

販売量が前年比増となっている品目は、ニンジンが22%増、ハクサイが前年比11%増、トマトが10%増、ジャガイモ4%増など5品目。前年比減となっている品目は、ホウレンソウが前年比40%減、レタスが31%減、ナスが16%減など9品目。因みにタマネギは12%減。価格が前年比高となっている品目は、レタスが前年比125%高、ホウレンソウが85%高、ダイコンが59%高など11品目。因みにタマネギは前年比22%高。前年比安となっている品目は、ジャガイモが前年比42%安、トマトが8%安、ニンジンが2%安の3品目だけ。となっている。

東京都中央卸売市場の12月の野菜の入荷は、124、957トン前年比94%(前月比102%)。平均単価はkg¥314前年比116%(前月比117%)で堅調に推移した。主要品目で入荷が前年を上回った品目は、ハクサイが前年比110%、バレイショが109%、ニンジンが102%ど5品目。前年を下回った品目は、ホウレンソウが前年比58%、レタスが61%、ナスが81%など10品目。販売単価が前年比高であった品目は、レタスがkg¥547前年比235%、ホウレンソウがkg¥913で193%、ダイコンがkg¥151で168%など11品目。前年比安であった品目は、バレイショがkg¥112前年比59%、ニンジンがkg¥133で90%、トマトがkg¥541で94%。となっている。

 

東京都中央卸売市場の12月の入荷量と単価

品  目

入荷量

(t)

前年比

(%)

前月比

(%)

単 価

(\/kg)

前年比

(%)

前月比

(%)

     

124,957

94.4

101.8

314

115.5

116.7

たまねぎ

10.884

95.1

94.0

93

124.5

113.4

キャベツ

13.077

92.2

92.1

155

138.2

147.6

はくさい

16.244

110.2

102.8

105

125.7

129.6

だいこん

10,880

83.0

94.6

151

168.3

143.8

にんじん

8,622

101.8

120.3

133

90.0

97.1

レタス

5,186

60.5

101.4

547

235.2

120.5

ばれいしょ

8,146

109.3

109.3

112

59.2

108.7

トマト

4,446

100.5

84.9

541

93.7

123.8

きゅうり

4,228

94.2

93.8

523

112.7

109.9

かぼちゃ

3,378

123.4

104.3

179

71.4

120.1

れんこん

1,382

114.6

142.2

519

87.4

111.6

ながいも

910

112.6

126.0

376

74.3

101.1

にんにく

333

105.3

122.9

1,066

91.2

102.0

玉葱の概況

東京市場

東京都中央卸売市場の12月の玉葱の販売量は、10,884トン前年比95%で減少傾向が続いた。主力の北海物は、産地の出荷調整もあり、入荷は10,298トン前年比93%、占有率は95%前年比2ポイントダウン。中国物は399トンの入荷で前年比161%、占有率は4%で前年比2ポイントアップ。佐賀のセット物の入荷は61トン前年比198%、占有率は0.6%で前年比0.3%アップ。平均単価はkg¥93前年比125%で、強保合で推移した。産地別の平均単価は、北海物がkg¥92前年比126%。中国物がkg¥80前年比86%。佐賀物がkg¥301前年比99%。となっている。旬別の平均単価は、上旬がkg¥90、中旬がkg¥94、下旬がkg¥96の強保合で産地誘導型相場であった。

1月に入り、北海物は年末の在庫は順次減少したものの、荷動きは今一つで上げ相場に転じる環境ではなかった。ブランド物については、L大¥1,800をキープしたが、それ以外の銘柄は¥1,600まで落ち込んだ。月前半は現状維持が精々であった。静岡の早生物は生育遅れで、代表荷受け以外には殆ど入荷がなかった。月半ばを過ぎても野菜相場の高値が続き、割安の玉葱に興味が向いて来た気配があり、期待ムードが見受けられるようになった。昨今、異常寒波の到来で、都心部も降雪に見舞われたほか、輸送の乱れが続き北海物の入荷が少なく、市場内の在庫は片付き、販売環境は品薄高に転じる可能性が強まっている。上旬の販売量は前年比104%(内北海物は前年比107%、静岡物は22%)平均単価はkg¥101で前年比119%。中旬の販売量は前年比103%(内北海物は前年比110%、静岡物は24%)、平均単価はkg¥103で前年比108%となっている。

名古屋市場

名古屋市中央卸売市場の12月の玉葱の販売量は、7,642トン前年比91%(前月比105%)で前年比減、前月比増であった。主力は北海物で、入荷は7,599トン前年比91%、占有率は99%で前年と同じ。愛知物は16トンの入荷で前年比193%。兵庫物も16トンの入荷で前年比78%。平均単価はkg¥82前年比122%(前月比111%)、産地主導の販売で、総じては強保合の推移であった。産地別の平均単価は、北海物がkg¥81前年比121%、愛知産はkg¥94前年比60%、兵庫物はkg¥196前年比356%、となっている。

1月に入ってからも、荷受けでは越年在庫が多く、価格維持に努めながら無理をしない販売をつづけた。転送業者からは割安品の売り込みがあり、荷動きは今一つであった。静岡物は寒波と日照不足による生育遅れで、月前半の入荷は前年比10%台に留まった。此処に来て、寒波と降雪の影響で輸送が大幅に乱れ、北海物の入荷は減少しているものの、目立った品薄感はないが、引き合いは回復傾向にある。静岡物は現在も日量1〜2トンの入荷で少ない。愛知物の葉付は少量入荷しているが、切り玉の入荷は2月中旬からになる。

大阪本場

大阪市中央卸売市場本場の12月の玉葱の販売量は、3,609トン前年比92%(前月比103%)で、前年比減、前月比増であった。主力は北海物で入荷は3,029トン前年比82%、占有率は84%で前年比9ポイントダウン。兵庫物は577トンの入荷で前年比225%、占有率は16%で前年比9ポイントアップ。平均単価はkg¥92前年比118%(前月比110%)で、産地の希望価格が高く追随販売となり強保合で推移した。産地別の平均単価は、北海物はkg¥86前年比128%、兵庫の冷蔵物はkg¥118前年比52%。銘柄別の価格差が縮小し、2Lの引き合いが強まった。冷蔵物は品質良好だが、例年に比べ北海物との価格差が縮小している。

1月に入ってからも、年末に続き葉物野菜が品薄高で、上旬の野菜の平均価格はkg¥371前年比131%となっている。特にレタスが前年比346%、ダイコンが238%、キャベツが221%、ハクサイが173%の異常高値が続いた。玉葱は、北海物は市場関係者の手持ち在庫が多く、保合ながら荷動き鈍く、兵庫の冷蔵物は引き合い強く強保合、静岡の新物は入荷が少なく、対応難で凡調の動きであった。月半ばには、北海物は2L、Lが引き合い強く強保合、主力のL大は荷動き鈍く弱含み、冷蔵物は入荷減も引き弱く弱保合、静岡物は入荷少なく保合。此処に来て、北海物は輸送の乱れで入荷は少なめなことや、産地からの値上げ要請が強いものの、末端の発注少なく荷動きは鈍い。荷受けは2月から値上げ販売を計画しているものの、仲卸の反応は冷ややか。冷蔵物は動き変わらず高値が少なく、中値・安値が多い。静岡物は依然入荷少なく、一部の量販店に押さえられ仲卸に品物が回らず保合。大阪本場の1〜20日の入荷量は、前年比84%(北海物は前年比76%、兵庫の冷蔵物は183%、静岡物は36%)。平均単価はkg¥112前年比114%(北海物はkg¥97前年比133%、冷蔵物はkg¥135で66%、静岡物はkg¥324で119%)となっている。2月市況は、ホクレンの手中にあり、強保合の予想。

福岡市場 (金額は税込み)

福岡市中央卸売市場の12月の玉葱の販売量は、3,370トン前年比69%(前月比73%)で大幅減であった。主力は北海物で販売量は2,999トン前年比66%、占有率は89%で前年比5ポイントダウン。中国物が202トンで前年比98%、占有率は6%で2ポイントアップ、ニュージランド物が71トンで前年はなし。香川物は61トンで前年比127%、占有率2%で前年比1ポイントアップ。平均単価はkg¥104前年比133%(前月比99%)で保合(横這い)で推移した。産地別の平均単価は、北海物がkg¥106前年比141%、中国物がkg¥79前年比122%。香川物がkg¥165前年比63%。となっている。

1月に入ってからも、荷受け仲卸ともに越年在庫があり、荷動きは今一つで相場の維持が精々の状態が続いた。依然、他野菜の高値が続いており、そのうちに玉葱の出番になると期待していた。月半ばになっても、北海物の引き合いは期待ほどではなく、特に主力のL大が荷凭れ傾向で、相場に変わりはないがムード的には弱含みの状態であった。前週からは、寒波に依る輸送の乱れで、入荷が減少し荷動きは回復歩調だが、品薄には至っていない。北海の主力産地から、在庫減を理由に2月販売の値上げ要請があり、買参人にもその旨情報を流している。香川、兵庫の冷蔵物は、こだわり筋に少量を販売をしている。1日〜20日までの玉葱の販売量は、前年比103%平均単価はkg¥93で前年比109%となっている。

 

1月25日(木)の建値市場の玉葱市況は次の通り

【札幌市場】 入荷278トン、 弱い 

   20kgDB2L\1,9001,800、 L大\1,9001,800、 L¥1,7501,670   

     M\1,2501,200 

  20kgNT2L\1,600     L大¥1,6501,570、 L¥1,6501,600   

           M\1,2501,150    

【太田市場】 入荷262トン 強保合 

  20kgDB2L\ 2,2001,900、 L大¥2,0001,900、 L¥2,0001,800

     M\1,6001,500 

 10kgDB2L\2,8002,700、 L¥3,2003,000、 M¥2,7002,500   

              \2,6002,500

【名古屋北部】 入荷185トン  強い 

 北  20kgDB2L\2,0001,900、 L大¥2,0001,900、 L¥2,0001,800 

     M\1,6001,500 

 10kgDB2L\2,8002,700、 L¥3,2003,000、 M¥2,8002.700   

              \2,5002,400  

 愛  知 葉付2PL¥120〜     M¥110

【大阪本場】  入荷61トン  弱い

  兵  10kgDB2L\1,4001,200、 L¥1,4001,200、 M\1,2001,000 

  20kgDB2L\2,1001,900、 L大¥2,1001,900、 L¥2,0001,800   

     M\1,7001,600 

 10kgDB2L\2,8002,700、 L¥3,2003,000、 M¥2,8002,600   

              \2,8002,600  

   〃  葉付2PL¥130〜        M¥110

【福岡市場】   入荷153トン  保合 

  10kgDB2L\1,8001,600、 L¥1,8001,600 \1,5001,300 

 10kgDB2L\1,8001,700、 L¥1,8001,700 \1,6001,500 

  20kgDB2L\2,2001,900、 L大¥2,2001,900、 L¥2,0001,800   

       \1,8001,700 

供給(産地)の動き

年内(12月末)出荷の進捗率は、北海物の生食向けが63%で前年比1ポイントダウン。府県の冷蔵物は44%で前年比8%アップ。と報告とされている。比率的には、北海物がやや後ズレで、冷蔵物は前進化している。ホクレンの調査では、12月末の生食向けの在庫量は146,000トンで前年比3,600トン少ない。全玉連の調査では、冷蔵物の越年在庫は13,500トンで前年比4,500トン多い。全体的な数値は前年と大差のないことになる。北海道では作柄の下方修正で、通期の出回り予想量は、前年比96%としており、数量的には前年比27,000〜26,000トン減と見ている。年内出荷量は既に出回り減少分に匹敵する量の減少となっている。との説もあり、越年出荷分の見解に可なりの相違がある。いずれにしてもホクレンの販売戦略が市況を左右する。

輸入は、ホクレンの供給カットで増加傾向にあるものの、前年春の品余りで、大きなダメイジをうけたことで、中国以外の契約は様子見的な動きにあり、ニュージランド等の契約は控え目だが、加工筋では、手当て止む無しの声もある。

府県の新物は、晩秋からの低温と日照不足で生育が遅れ、1月の静岡物の出荷は前年比半減以下の状況にある。続く長崎、佐賀も生育は大幅に遅れており、出荷は半月程度後ズレする気配である。

北海道産地

10月に底打ちした市況は、11月から出荷の調整などから回復傾向となり、12月には、在庫減を理由に先高期待感が台頭し、市況は産地主導の値上がり基調となった。ホクレンでは年内の出荷進捗率は63%(前年64%)で順調と報告されているが、商系の出荷が後ズレ傾向にあることから、全道的には60%前後との説もある。ホクレンが加工向けの供給を大幅にカットしたことで、減産率を上回るカット分の行方が注目されている。ホクレン・北商の年内の道外出荷の速報値は、前年比92%で、ホクレンが93%、北商が86%となっており、総出回り量の前年比95%から推測すると後ズレ傾向となっている。越年出荷は、貯蔵物の品質低下で商品化率が低下することもあるが、今の処品質低下の情報はない。年末年始の野菜の異常高値から割安の玉葱の需要増を期待する向きもあり、産地関係者の間では春高期待感が進行している。いずれにしても、昨今の葉茎菜野菜の異常高値と、府県産の極早生の生育遅れが、追い風となっている。

府県産地

早生の先陣を切って出荷が始まる静岡の極早生は、10月の台風で冠水した圃場も、排水が早く生育は順次回復したが、球肥大が遅れ、1月出荷は平年なみの前年比60%台の計画であったが、寒波による生育遅れで、現状は計画比半減の状況で予想外に後ズレしている。産地では出荷の最盛期は2月後半から3月前半になると見ている。昨今の大寒波での生育遅れは止む無を得ないが、今後も天候不順が続けば不作になる可能性が強い。

長崎の極早生は、前年比10%程度の増反と言われているが、詳細は入手していない。生育は寒波と日照不足で10日前後遅れている。今後の天候次第だが出荷は2月下旬からの予想。

佐賀は苗立ちが良く、定植作業は順調で前進化したが、年明けの低温と日照不足で生育遅れが目立っている。中心産地JA白石地区の作付は、1,127haで前年比113%、極早生は146haで前年比115%、マルチ早生は227haで前年比118%、露地早生は245haで前年比129%、中生は474haで前年比107%、晩生は23haで前年比70%、赤玉12haで89%と報告されている。一昨年のベト病被害を反映して、早生系の増反、晩生の減反が目立っている。

淡路島では、年内定植作業は順調で、初期生育も順調。年内の進捗率は80%、大口生産者に年明け定植が多いが、大口は機械定植が主力で、機械定植の生育は手植えよりも1か月前後前進するので、定植の遅れを気にしていない。品種別の作付比率は、後日となるが総体的な面積は昨年並みの予想。

外国産地

12月の輸入は速報値で、22,807トン前年比113%(前月比95%)で、増加傾向となっている。国別では中国が22,191トン前年比117%。アメリカが591トン前年比43%となっている。

中国、現在の輸入産地は甘粛省であり、3月下旬まで続く。産地在庫は豊富で、年明け価格は弱含みとなったが,旧正月を控え操業日が減少することで、価格は持ち直す可能性があるが、大きな変動はないと予想されている。後続産地の雲南省は、作付増で生育は順調と報告されているが、早生は2月下旬から、中晩生は3月下旬からになる。現在価格は、20kg・C&F・ムキ玉$8.00。皮付き$6.60の水準である。

アメリカ、1月1日の在庫は前年比87.5%と報告されている。2017年産は、減反減収で、国内マーケットが堅調に推移しており、日本向けはレッドオニオンが主力である。現在のオファー価格は、黄玉50£・C&F・Jサイズ・$13.50、SJサイズ$12.25、Mサイズ$9.75の水準である。

ニュージランド、今シーズンの作付面積は5,205haで前年並み。主力産地のプケコへでは、播種期が長雨で播種が遅れたことや、11月からの高温・旱魃で球肥大が進ます小粒傾向で、減収となる予想である。現在価格は、20kg・C&F・70〜80o¥1,150。の水準である。

 

2月の市況見通し

需要が回復傾向にあることや、北海道産地では在庫が少ないとして、 2月販売は高値誘導の動きにあり、相場は10%前後値上がりする可能性が強い。異常高値が続いた葉茎菜類も総じて沈静化の動きにあるものの、高値を維持しており、府県産の早生物の大幅な生育遅れから、販売環境は玉葱に味方している。2〜3月も北海物が主力で、ホクレン主導の市況展開になる。出荷調整の度合いが相場を左右する。強ければL大¥2、300〜¥2,200。弱ければ¥2,000〜1,800.節分明けが相場の分岐点になると予想している。(了)

越年在庫が予想を下回り、出荷調整が強まれば、¥2,200〜2,000。の堅調推移。府県の冷蔵は¥100〜200高。静岡の極早生は予想困難。(


 
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